プレカット事業

ツーバイフォー工法におけるプレカット加工、パネルの製造

ツーバイフォー工法(2×4工法)は木造枠組壁工法と言い、枠状に組まれた材木に構造用合板を張り付けた壁や床(面材)で支える「枠組み」構造です。

柱と梁を「軸組み」にする在来軸組工法と比較して壁や床といった「面」を基本としていることから、隙間が大変少なく、気密性・防音性に優れています。

従来のツーバイフォー工法による住宅建築では、建築現場において材木を切断して枠材とし、その枠材と合板から作成した壁や床を構成する壁パネル、床パネル(面材)を組上げて建てていく方法が主流でした。

当社では、在来軸組工法におけるプレカット加工のノウハウにより、材木の切断やパネルの作成を機械化し、在来軸組工法と同様に高い生産性により、建築現場における大幅な工期短縮とコストダウンを可能としております。

  • 枠材用の材木をカット
    マルチカット装置
  • プレカット加工した木材から
    パネルの枠材を作成
  • 枠材に合板を貼付け
    パネルシージングマシン(自動釘打ち機)

当社のツーバイフォー

当社の特徴は『パネル』製造が主体である事です。
『パネル』の生産能力は月間6,000坪(2015年11月現在)、あらゆる『パネル』のご要望にお応えする事が可能です。

■『プレカット(土台・床・壁・小屋)』と、『パネル組立(床・壁)』の注文をお受け致します。
■『プレカット』、『パネル』、『定尺アッセンブル』、『副資材・金物』の現場搬入が可能です。
(搬入時の、「玉掛け」も請けたまわります。)
■パネル生産ラインはCAD-CAM連動式です。

当社ツーバイフォー工場

  • JAS認定工場(全国木材検査・研究協会)

    認定番号:JLIRA-A-016
    認定品目:
    枠組壁工法構造用製材
    認定区分:
    人工乾燥枠組壁工法構造用製材

工場名 使用加工機 生産(加工)能力 備考
製造元 機種
東金2×4工場 新生機械 パネルシージングライン 7,000坪/月 ツーバイフォー工法
内外工業 マルチカットライン
クロスカットライン
パネルシージングライン
鈴工 クロスカットライン

<プレカット受注から現場搬入までの流れ>

[1] 図面受付 段階 ■物件仕様・現場状況の打ち合わせを行います。
■構造図がございましたら、データ送信か紙でお受け取りします。
■現場搬入日から工場スケジュールの確保を行います。
[2] 積算、及びCAD入力段階 ■現場搬入可能車両に応じて「割付」をし、各仕様のCAD入力を行います。
[3] 工場加工 段階 ■工場で加工を行います。
■加工後、寸法検査を行い精度を確認します。
[4] 製品出荷 段階 ■積込確認を行い、出荷漏れ防止を行います。