Interview

大学で建築について学んでいたということもあり、建築関係の職に携わりたいという考えがずっとありました。そして「建築関係」という軸で就職活動を始めましたが、建築といってもいろいろな分野があるので、企業を絞っていく中で自分はどの分野が好きなのだろうと考えたときに、大学の授業の中でも木造住宅に興味を持っていることが多かったため、木造建築の骨組みに当たる部分に携わることができる当社であれば、まさに自分の好きなことができる！と感じ、入社を決めました。

建物を建てるために必要な木材を、工場でどのようにプレカット加工するのか、そして加工された木材を現場でどのように組んでいくのか、というところまでをCADと呼ばれる作図システムを使用しながら設計図の作成を行っています。
入社したての頃は先輩に付いて入力の仕方や業界用語などを教わり、1年目の夏からは少しずつ実物件を任せていただけるようになりました。2年目の秋頃、完全に独り立ちすることになったときには、任せてもらえるまでに成長できた嬉しさを感じる反面、不安もありましたが、分からないことや疑問に思ったことは質問をすると先輩方が優しく答えてくださるので、安心して業務を進めることができています。
入力を経て、機械加工された木材が現場でどう組まれていくのか？、無理な納まりではないか？を実際に考えながら、入念な打ち合わせやチェックを行い、誤りのない図面の作成を心掛けています。

CADのお仕事は黙々と作業をしていて、人との関わりはあまりないイメージをもっていましたが、実際はお客様と直接お電話で打ち合わせをする機会も多く、特にやり取りの多いお客様には自分自身の名前であったり、過去に担当した物件のことを覚えて頂けていたりすることもあり、とても嬉しく思います。
また独り立ちをして1年が経過し、複雑な構造の物件も任せていただけるようになって、大変ではありますが、苦戦しながらもようやく自分の手元から離れ、工場での加工も無事終わり「そろそろ建て終わっている頃かな...」と思ったりする瞬間に、やり遂げた達成感を感じます。